2012年12月29日土曜日

キトから12月のお便り

キトの12月はイベントが多いです。まずはキト祭。ある観光会社の案内を参考にすると・・・
キト祭は、毎年12月6日に行われる歌や踊りなどが中心のお祭りです。祭り当日の1週間前くらいから荷台を改造したトラックの上に人々が乗り込んで音楽やパフォーマンスを繰り広げながら街を走り回り、マーチングパレードやダンス、ライブショーなどのパフォーマンスが市内の至るところで行われるとのこと。市内の闘牛場で南米から集まった闘牛士たちによる闘牛が繰り広げられる。一番賑やかなのが5日の前夜祭で、仮装したり、あるいは着飾ったりした無数の人々が夜を徹して人々が歌や踊りで盛り上がるそうです。ですからキト支部の奨学生たちも5日の夜は泊まり込んで楽しむようですよ。


 
これはクリスマスの集まりです。最後の写真の中央は奨学生担当のイバンです。



2012年12月25日火曜日

今年もお世話になり、ありがとうございました!

カヤンベからのクリスマスのメッセージと共に、みなさまにごあいさつ申し上げます。
今年も大変お世話になり、ありがとうございました。
日本は経済的な不況が続き、特に震災後は国際協力への関心も低くなっているように感じています。このような中、SANEのような地味な組織に関心を持っていただき、ありがとうございました。おかげさまで、エクアドルの奨学生たち、カヤンベの学校の多くの子どもたちの人生を少しでも豊かなものになるように、そして日本のより良い姿を考え作っていく力となるように歩んでくることができました。
どうぞ、来年もよろしくお願いいたします。
みなさま、お元気で良い年をお迎えください。
<カードの中央にあるのは、ぺぺの言葉です。>
私が夢を選んだのではない。
ただ、夢がやってきたのだ。
翼がほしいと思ったのではない。
ただ飛びたいと思っただけなのだ。
 

2012年12月17日月曜日

カヤンベの奨学生プログラム

SANEの奨学生プログラムは、単に奨学金を渡しているだけではありません。奨学生がより深く学べるような研修会の開催や、仲間作り、そして村の小さな学校の子どもたちに働きかけるようなプログラムを持って訪問するなどのボランティア活動などを、卒業生の力も活かして積極的に行っています。
毎月奨学生を対象に行っている研修を紹介しましょう。
この写真はカヤンベの奨学生たちです。
今年の奨学生研修のテーマは『読むこと、書くこと』です。
これは、文学的、心理学的、社会文化的な視点で行われています。
色々な文章を読んで、一般的な文章と批判的文章の違いを理解し、最終的には文章の性格を読みとり、価値を判断できるようにするという目的を持っています。
写真でファシリテーターをやっているのは卒業生のアンドレアです。英語の教師になるために大学で学んでいますが、来年はアジア学院の研修生として日本にやってきて農村リーダーとしての知識や技術を身につける予定です。カヤンベでは教師は重要な地域のリーダーの役割を果たします。

このようにSANEの奨学生プログラムは長いスパンで地域のために働く青年たちを育てていきます。

2012年12月14日金曜日

3つのSと1つのCーSANEの価値を考える

事務局の会議での話題です。

今年のコンサートのテーマ『Continuidad 継続』についてコンサートの後でもずいぶん話題になりました。苦しい時も続けることの大切さを今日ほど感じる時はないとしみじみと語ってくださる方が多いです。

SANEは1987年から始まったエクアドルのアンデス北部の活動を引き継いで1989年に設立され、今日までそのスタイルを変えずに活動してきました。

そのスタイルとは、ナマケモノ倶楽部の代表をされていた辻信一さん(明治学院大学教授スローイズビューティフルの著者)の表現によれば、スローで、 シンプルで、スモールな会。姜尚中の続悩む力にスモールイズビューティフルの本(シューマッハー著)紹介がされていましたが、確実さの薄い世の中にあって、小さくても確かなものに気づき、大切にすることは大切なことです。SANEは活動を始めたカヤンベとキトで子どもたちの教育のために、政治体制や社会状況が変化してもそれに左右されることなく人々と共に歩んでいる数少ない組織です。

この3つのSと共に大切なのは、確実さCertaintyです。じっくりとドンカルロスの遺志を継いで進んでいきます。

エクアドルでは6人の子どもたちが文通相手(パドリーノス)を待っています。みなさんもじっくりゆっくり一人の子どもと文通を通して一緒に歩いてみませんか。
SANEの奨学生プログラムは多くの卒業生を出し、社会で活躍しています。

SANE現地創設者、カルロス・アルメイダ氏逝去

みなさまへ
カルロス・アルメイダ氏が亡くなりました。95歳でした。
SANEもお悔やみの手紙を出しましたが、SOJAEから送られた文章をご紹介します。
SANE創設のころを想像し、思いを共にしていただけたらと願っています。

SENTIDO PÉSAME(弔意)


Estimado Pepe (尊敬するぺぺへ)


Mediante la presente expresamos nuestro sentido de pesar por el fallecimiento de Don Carlos Almeida. El trabajo que hoy realizamos como SOJAE es sólo la continuación de lo que ustedes (Don Calos y tú) iniciaron. Pues nuestra historia comenzó tal como se menciona en un verso: ドンカルロスアルメイダ氏のご逝去に対して私たちの思いを表します。SOJAEが今行っている仕事はドンカルロスとあなたの仕事の継続にすぎません。私たちの歴史はこの詩が表現しているようなものでした。(注:この詩はおそらく葬儀のためにぺぺが書いたものだと思いますが、20周年記念誌に同じ内容の詩が全文掲載されています。)       写真はSANE創設当時のドンカルロス。


"Empezamos sin pensar 

Alguien tenía que hacerlo (...)

Así empezamos el grupo,

Con la esencia de mi viejo

Esperando rescatar

A los niños de mi pueblo". (…)
深く考えることもなく始めた
誰かがやらなくてはならないことだった
こうして我々は始めたのだ
我が父の精神と共に
我が国の子どもたちのために


Don Carlos ya no está acompañándonos físicamente, pero su espíritu, su esencia, nos seguirán acompañando y guiando en nuestro caminar. Su fuerza de carácter, su férrea voluntad nos han enseñado que en tiempos difíciles no se puede ni debe claudicar.

ドンカルロスは肉体的にはもう私たちと共にいませんが、彼の精神、思いは我々と共にあり、私たちの歩みを導いています。彼の性格の強さ、硬い意思は、この仕事は困難な時にも放棄できない、してはいけないと教えてくれました。

Finalmente, pensamos que el mejor homenaje que se le puede hacer a un hombre de trabajo es trabajar porque la esencia perdura mientras la obra continúe.
最後に、仕事に生きた人への最も素晴らしい称賛は、その仕事を継続することだと考えています。私たちの活動が継続している間はその本質は続いていくからです。


Un fuerte abrazo en estos momentos difíciles.
困難の時に強い抱擁を贈ります。



Atentamente

丁重に
SOJAE


Ecuador, 8 de diciembre del 2012
2012年12月8日エクアドルにて

2012年12月6日木曜日

ふやふやクリスマス仕様

もうすぐクリスマスですね!
ふやふやでは、特別にクリスマスセットをご用意しております。

エクアドルのオーガニックコーヒー、チョコレートのセットを
クリスマスプレゼントにいかがですか?

★セット一例
* コーヒー1、チョコ3      1,900円
* コーヒー1、チョコ1、紅茶1  1,820円 

 その他のセットは、下記注文書よりご覧ください。


↑こちらは先月ご注文を頂いた、マヤナッツスイーツとコーヒーのセットです。

『香りのよいコーヒーとやさしい素朴な味わいのクッキー、とても喜ばれました。
 ありがとうございました。機会がありましたらまたお願いします。』と、嬉しいコメントも頂きました!
クリスマスの定番お菓子、シュトーレン(¥2,000)も予約承り中です!
シュトーレンはドライフルーツを漬けるところから始まり、試作を重ねて出来たこだわりの一品です。

ぜひお試しください!

注文は12月10日まで。ご注文お待ちしております!

エクアドルコンサート報告

12月1日(土)、Jose Almeida氏(ぺぺさん)とカチート寺澤さんによる
エクアドルコンサートが入間市文化創造アトリエ・アミーゴにて開かれました。

ラテン・ボレロのリズムに乗せて、
ぺぺさんの甘い歌声、カチート寺澤さんの美しいギターとチャランゴが響きわたり
会場はロマンティックな空気に包まれました。

最後はエクアドルのサン・ファニートのリズムで多いに盛り上がりました。



お越し頂いた皆様、有難うございました!

2012年12月5日水曜日

コンサートへのご協力に深く感謝します

12月1日のコンサートには60人余りの方々においでいただき、温かい雰囲気の中で素晴らしい時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。

2012年11月30日金曜日

Concierto para Ecuador! 1ro de Diciembre en Iruma

明日のプログラムを紹介します。
他ではこれだけの曲は聴けません。ラテンのロマンチックな夜をどうぞ。

第Ⅰ部(Primera Parte)  
La oración de olvido    甘いギターの調べ、ため息が出るようです
El día que me quieras    ギターの音、そしてぺぺの詩をどうぞ
De alguna manera      コーヒーじゃなくてワインがほしい・・
Viva! Jujuy!         気分を変えて力強く!楽しい曲です
Con la fé derdadera     ワルツもいいですね
La barca           ちょっと踊りましょうかセニョリータ・・

休憩(Intermedio) 

後はお楽しみ


2012年11月29日木曜日

エクアドル・コンサート in Amigo 12月1日

みなさん、エクアドルコンサートがいよいよ明後日に迫りました!
お誘い合わせのうえ、入間市文化創造アトリエ・アミーゴにどうぞお出かけください。
テーマ:Continuidad (継続)
演奏者:ぺぺとカチート・寺沢
ラテンのロマンチックな音楽を甘いギターの調べと歌でお楽しみください。

開場:18時30分
開演:19時00分
料金:2000円
会場案内:http://i-amigo.net/map.htm

会場では大人気のエクアドルオーガニックチョコを始めとしたフェアトレード商品の販売もあります。


昨日は飯能で市民活動をしておられるみなさんとSANEのメンバーとの交流会でした。
会場は精神的な問題を抱える方々をサポートしているNPO法人あおーらの憩いの家セラヴィ。
お互いに自己紹介し、ぺぺの日本への思いを聞き、エクアドルやラテンの歌、日本の歌を共に歌いました。
1986年に来日し、1987年に地震が起きて以来、2007年にアメリカに移るまでエクアドルの子どもたちの支援を日本の人々と共に行ってきたことや、アメリカに行ってからも日本とのつながりが彼を支えてきたことをしみじみと語りました。
コンサートでも彼の話を聞きながら音楽を楽しみます。


2012年11月16日金曜日

2012年11月14日水曜日

18日(日)はお散歩マーケット

日曜日はお散歩マーケットです。
お散歩マーケットとは、南高麗の山あいの村の軒先で、それぞれの家で作ったお料理や野菜を始め色~んなものが売られ、楽しく買い物をしながらちょっとした山登りをしつつお散歩するというもの。
毎年東京からもたくさんの人々がやってきます。
ここにこられるみなさんは環境保護に関心がある方が多いので、なんだか雰囲気が温かいのが特徴です。
ここでSANEは『世界のみんなと手をつなぐ店ふやふや』を出します。
売られるのはフェアトレードのコーヒーやチョコレート、マヤナッツスイーツです。
エクアドルやグアテマラの山を守る活動と、日本の山を守る活動がコラボするわけです。
 
みなさん、ぜひ素晴らしい季節を楽しみにおいで下さい!

 
 
写真はコンサートの時のふやふやの賑わいです。

2012年11月9日金曜日

明日、10日は面白い話と楽しい音楽が聴けます!

みなさん、みなさんは仕事を辞めた後の夢を持っていますか?
鈴木さんはお勤めをしながらずーーっと思い続けてきた『夢』がありました。
それは地球のために木を植えること!

鈴木満エクアドル滞在報告会

11月10日(土) 午後13時30分より
場所:所沢生涯学習推進センター(西武線 航空公園駅)http://www.tokorogaku.jp/current/image/accessmap.pdf
ロス・カミーノス 南米のフォルクローレ演奏
入場無料  

お待ちしています!



2012年11月2日金曜日

飯能祭り、お祭り広場にお出かけください!

さあ、4日は楽しい飯能祭りです!

エクアドルの民芸品、フェアトレードコーヒーやチョコレート、こだわりのスイーツがたーーくさん店頭に並びます!

お祭り広場のSANEの店は東飯能駅前からシダックスの間にありますよ。ぜひ寄ってくださいね!

今年も若いメンバーがお手伝いに来てくれます。みんなで楽しみましょう!

毎年好評ですぐに完売のアルパカカーディガンもまだありますよ!お早めに。

2012年10月29日月曜日

ふやふや秋のイベント情報2012

いよいよ秋も深まり、イベントシーズンの到来です!

ふやふやは、エクアドルの民芸品やお菓子を販売します。
ぜひお誘い合わせの上、いらしてください。

●11月4日(日) 飯能まつり

●11月10日(土)  鈴木満エクアドル滞在報告会&ロス・カミーノス フォルクローレコンサート チラシ
 開演:午後1時半
 料金:無料
 場所:埼玉県所沢市並木生涯学習推進センター多目的ホール(旧並木東小学校)
 お問合わせ:042-973-0846 E-mail: info@sanejapan.org

●11月18日(日) 秋のお散歩マーケット HP

●12月1日(土) ぺぺ・アルメイダ&カチート寺沢 ラテンボレロ コンサート チラシ
 開演:午後7時
 料金:2,000円(全席自由)
 場所:埼玉県入間市文化創造アトリエ アミーゴ 住所:埼玉県入間市仏子766−1
 お問合わせ:ガレリア・カフェ・リモン(木~日 10:00~18:00)
         E-mail: info@sanejapan.org

2012年10月27日土曜日

サリナス村のチョコレートが入荷しました!

毎年好評のエクアドル サリナス村から来た、フェアトレードチョコレートです。
今年からパッケージが新しくなりました。プレゼントにも最適です。

希少種カカオ・ナショナル・アリバ使用。原材料に混じりけがありません。
オーガニックの純粋なカカオのフルーティーで甘い香りと味をお楽しみください!



●ビター
苦味の中にカカオ果実のほのかな甘酸っぱさが感じられる、フルーティーなビターチョコ。ショコラティエがこぞって指名する森林栽培のカカオアリーバナショナル使用。カカオ分約60%。

ミルク
まろやかな香り。やさしい口溶けのスタンダードタイプ。お子様にも人気です。カカオ分約40%。

ナッツ
香ばしいナッツがぎっしり。まろやかなミルクチョコとのハーモニーが絶妙です。

アヒ(唐辛子)
みんながくせになってしまった絶妙な組み合わせ、チョコ×唐辛子のアヒチョコ!

岩塩
サリナス村の昔からの産業である塩づくりとチョコレートのコラボ。

カカオニブ
大人気!カリカリとした砕いたカカオ入りのチョコレート。少しほろ苦くてカカオの香りも。


チョコレートの取り扱い期間は来年の4月までですが、売り切れ次第終了となります。

ふやふやが出店するイベントでも販売します。イベント情報は随時アップしていきます。

注文書はこちら


2012年10月16日火曜日

2012年9月25日火曜日

新しい奨学生アンドレア

アンドレアはホアン・モンタルボという町にお母さんと二人の弟と一緒に住んでいます。一人の弟は障がいを持っています。
お父さんはいません。お母さんへの暴力がひどく、6年前にお母さんと子どもたちで家を出てきたのです。
お母さんは、洗濯や掃除をやって毎月150ドル(1万2千円程度。)の収入を得ています。これが彼女の家の全収入です。
ちなみにエクアドルの国家統計調査局によると、最低必要な生活維持費は4人家族で400ドルを超えています。この半分以下ですから大変な生活をしていることが想像されます。
でも、アンドレアは勉強が大好き。お母さんは小学校しか出ていませんが、子どもたちを学校に行かせるために努力しています。そのおかげで彼女は高校に進むことができました。(学校は授業料無償です。)行っている高校はカヤンベ技術高校。技術を身につけて家族を助けられるようになりたいというのが彼女の願いです。そして、彼女は20点満点で18点というとても良い成績を取っています。

カヤンベ支部はこのような子どもたちを6人奨学生に迎えました。
毎年そうなのですが、新しい奨学生は入ってきた時はとても恥ずかしがり屋。人前で話すのも苦手です。でも、先輩奨学生の優しさや明るさ、そしてスタッフの助けを得て、見違えるほど積極的になっていきます。
キト支部でも4人の新しい奨学生が決まりました。

みなさん、こんな奨学生たちを支援していただけませんか。

【支援の方法】

1.会員になる・・・・月3千円の会費を払う会員になっていただけると、ほぼその額が1人の奨学生の奨学金に当たります。経済的に大変という方は、月2千円、1千円の会員になるというサポート方法も。1回だけの寄付(賛助会員)もあります。SANEには、直接活動はしないけれども会費を払うことで会員として支えて下さっている方がたくさんいます。

2.文通をする会員(男性ならパドリーノ・女性ならマドリーナと呼びます)になる・・・・会員になって経済的支援をしながら誰か一人の奨学生の手紙を毎月受け取り、時間がある時に返事を書いていただくという支援の仕方があります。相手の奨学生は文通相手の存在を心の支えとして学業に励みます。基本的に高校卒業まで支援していただきます。

ご連絡をお待ちしています!

写真は集まってワークショップをやるカヤンベの奨学生たち。みんなとっても仲良しです。




2012年9月3日月曜日

新しい奨学生が文通相手を待っています!



私たちの会は現在40人の中・高校生に奨学金を送り、日本の会員と文通をしながら高校卒業まで見守っていくという、奨学生プログラムを続けてきました。

エクアドルでは8月下旬から新年度に備えて各学校で登録が始まり、9月には新年度が始まります。カヤンベ支部とキト支部では新しい奨学生を選考していますが、昨日カヤンベ支部から新奨学生の承認願いが届きました。

新年度の定員は10名。支部では高校や個人から提出のあったたくさんの申請書を確認し、家庭訪問に行く候補者を決めるために第1回の選考をします。 その後、候補者の家に家庭訪問をし、最終的に第2回の選考委員会で決定します。

私たちが基準としているのは、

1.経済的に困難を抱えていること
2.勉学に意欲を持っていること
3.保護者がいること(両親でなくてもよい)ということ

ですが、それぞれ状況が異なるので数字で見るのではなく、一人ひとりじっくり検討していきます。

このプログラムでは、奨学生とSANEの会員の間で文通を行っています。奨学生からは毎月手紙が届きます。
なぜ文通?それは次のような理由からです。
支部によっても状況は違います。キトは都市の周辺地、カヤンベは田舎なので、社会背景が異なるので、子どもの状況も変わってきます。

 1.奨学金をもらって学んでいることを自覚する。
2.自己表現の力をつける。
3.1対1の交流を深めることで信頼関係を作る。
4.他の文化を知る。

 SANEの会員は、手紙に応えて時間がある時に返事を書いています。もちろん言語が日本語とスペイン語で異なるので、翻訳ボランティアが翻訳をやってくださっています。そして、事務局に手紙が集約され、国際宅急便DHLが無料で送って下さっているのです。

写真は夏の研修ツアーでオヤカチ自然保護区に遠足に行ったカヤンベの奨学生たち

2012年7月29日日曜日

いよいよ始まった-教室に太陽の光を!プロジェクト

一昨年からキャンペーンを行ってきた、太陽光プロジェクトですが、いよいよ工事が始まりました。

アンデスの山々にあるカヤンベの学校の多くの教室は、採光が悪く、太陽に近いにもかかわらず暗くて寒い状態で、子どもたちの健康にあまり良くない環境です。 こういった状態を改善しようと計画されたのが『教室に太陽の光を!』プロジェクトです。教室の屋根に穴をあけ、透明な板を入れて太陽の光を採り入れ、明るくて温かい教室にします。 この資金を作るため、SANEは20周年記念誌を販売したお金、みなさんからの寄付を集めてきました。 残念ながらなかなか寄付は集まらず、時間がかかってしまいましたが、ようやく集まった6万円ほどの資金で4校の教室に天窓ができました。



まだまだ天窓を必要としている学校はたくさんあります。 皆さまからのご寄付をお待ちしています!

2012年6月16日土曜日

エクアドルコンサート 満員御礼

6月15日のコンサートは、飯能市民会館小ホール(300席)が満席。

シサイはリハーサルから大変なエネルギーを発揮し、最高のパフォーマンスを見せてくれました。
やはりエクアドルコンサートへの思いは強かったのだと、スタッフ一同大感激。会場は久しぶりのシサイに夢中でした。





最後にはみなさん立ち上がってリズムに乗り、踊りました。

コンサート後に、『シサイのファンになりました!』とか『I love Ecuador!』『所沢でもシサイを呼んでエクアドルコンサートをやりたいです!』など、熱のこもった感想をいただきました。

ちょっと写真ではわかりにくいですが、周りで立って踊っている方がもたくさん。


また、多くの方がSANEの活動への関心を示してくださり、ありがとうございます。

シサイの演奏を楽しみにコンサートに来られ、彼らの思いでもあるエクアドルへの教育支援に共感してくださり、入会してくださった方々はこれまでもたくさんいらっしゃいます。
どうぞ、エクアドルの子どもたちを応援する活動にご参加ください!






2012年6月11日月曜日

エクアドルコンサートー文化を伝える媒介としての

今週金曜日のエクアドルコンサート、いよいよ佳境に入ってきました。連日問い合わせが届いています。当日はお早めにお出かけください。

エクアドルコンサートは1987年以来毎年休むことなく続いてきました。さらに、このコンサートは赤字を出したことがありません。プロの組織でもない、すべてがボランティアによって行われているエクアドルコンサートがなぜ常に成功するのでしょうか?

それはこのコンサートが観客の皆さんを始め、演奏者も主催者もすべてが同じ目的
①困難を抱える地域の教育の向上、②本物のワールドミュージックを楽しむ
ために一致できるからではないでしょうか。

これまでのコンサートを振り返ると、
第1回、第2回 自由の森学園高等学校体育館
第3回~第20回 飯能市民会館大ホール(97年のオカリナコンサート/小ホールを除く)
第21回~第23回 飯能市民会館小ホール
第24回、25回   所沢ミューズキューブホール
第26回       今回
*これ以外に小さなコンサートが10回以上あります。(入間市アミーゴ、喫茶店などで開催)

出演者も、シサイ(今回で6回目)、木下尊惇、マヤ、Nora、園田憲一とデキシーキングズ、本谷美加子、上松美香、カチート寺沢、岡田浩安等々を始め、飯能一丁目、二丁目囃子保存会や飯能市立加治小学校児童の皆さんなど多彩な方々が出演してくださいました。

アンデス音楽の中でも商業ベースに乗っていない、本来の曲の良さを追求しています。それがこのコンサートの最も特徴のある点です。本来の彼らの文化を伝えます。

観客の皆さんも、遠く全国からおいで下さいます。今回も北海道からおいで下さるという話も。

みなさん、コンサート会場でお会いしましょう!



2012年6月6日水曜日

SISAYチケット取り扱い店

SISAY(シサイ)のコンサートまで、あと9日となりました。

チケットはまだ購入可能です。

彼らの音楽は、エクアドルの民族音楽を基礎にして、アンデス・ラテン音楽なども
現代風にアレンジし柔軟に取り入れた独自の表現力を持っています。

民族音楽に興味のない方でも、きっと楽しんでいただけるはずです。
これを機に、アンデス音楽に触れてみませんか?

チケットは、下記のお店でも購入ができます。(敬称は略させていただきます)

■飯能市    ASA飯能中央・プレイガイド  イーストコート HP
        旬菜カフェたんぽぽ HP    エビスカフェ
        カレーハウスあおーら      タイムズマート飯能店
        喫茶もなみ

■日高市   ガレリア・デ・カフェ・リモン

■入間市   アイライフ本店 HP

















日時:2012年6月15日(金)
開場:17:30 開演18:30
会場:飯能市市民会館小ホール
一般      
前売¥3,000 当日¥3,500
中学生以下  
前売¥2,000 当日¥2,500

メール、電話でのご予約・お問い合わせも随時行っております。

電話  042-978-5353(ガレリア・デ・カフェ・リモン)
メール info@sanejapan.org
     ※お名前、住所、ご連絡先、枚数を明記の上、お申し込みください。

ぜひお誘い合わせの上、お越しください!

【主催】エクアドルふれあいコンサート実行委員
【後援】飯能市・日高市

2012年6月5日火曜日

シサイの魅力

シサイの魅力は何と言ってもネイティブの持つエネルギーです。
同じ曲を演奏しても日本人の演奏とは違います。コンドルは飛んでいくを聴くとその違いがよくわかります。新しい曲を聴いたような気がするほど。素朴な中にシサイ独自の透明感とアンデス先住民の血ともいえる思いがあふれます。

シサイはショッピングセンターなどでも演奏しているようですが、ざわざわした中で聴くシサイは街頭の流しの雰囲気でそれなりに魅力ではありますが、飯能市民会館ステージの演奏はじっくり集中して聴けるという点でまったく違います。コンサートが楽しみですね。

また最近のシサイはみんなで立ちあがって踊れる演奏もしているようです。南米では当たり前ですが・・。会場がノリノリになってわき上がるコンサートになることを期待!

会場は300人定員という少なさなので要注意。チケット予約はメールで。詳しくはイベントページへ。

2012年6月3日日曜日

サネビジョン4月号掲載


SANEVISION No.8820124月号)を掲載しました。

シサイとSANEの出会いーエクアドルの音楽と教育への思い

6月15日のエクアドルコンサートは、久しぶりにシサイが出演します。
シサイが最初に日本に来てからそろそろ20年になるでしょうか。
最初の出会いは忘れられません。

1994年6月、90年代SANEは毎年千人収容の飯能市民会館大ホールでコンサートを行っていました。
しかも出演者は外国に基盤を持つグループがほとんどで、常に危険を抱えていました。契約したグループが本国に戻ってしまってコンサートぎりぎりまで日本に戻ってこない、戻ってきたと思ったら主要メンバーが抜けてしまったなど、問題の連続を乗り越えてやっと迎える当日だったのです。
その年も、出演が決まっていたペルーのグループが成田空港で入国できず、真夜中に電話が。コンサート当日のわずか1週間前でした。すでにチケットの販売は数百枚になっていました。

この時、彗星のように私たちの前に現れたのが彼らだったのです。
わずか2,3回の打ち合わせと練習で迎えた本番は、観客に充分に満足してもらえるものでした。

このコンサートの直前、初めて飯能に来た彼らが、飯能で初めて演奏した場所、それは飯能駅南口にあるサビアの広い外階段です。メンバーの登場の後で、最後に登場したルイスの演奏を聴いて以来、私は彼のファンです(笑)。この時飯能でシサイを知っている人はいませんでした。彼らの演奏を立ち止まって聞く人はわずか。今では考えられないことですね。

シサイメンバーの故郷は、世界的に有名な先住民マーケットのあるオタバロ(カヤンベのお隣です)。ここの人々は、スペインの侵略や外の支配的な文化の侵入に上手に対応しながら、自分の文化を守ってきたという伝統があります。そして世界中に出かけて商売をするしたたかさも持っています。

しかし経済格差は激しく、貧しい人々がたくさんいるのは同じ。シサイのメンバーもこのことに心を痛め、教育を通して故郷に貢献したい気持ちを強く持っています。その気持ちから生まれたのがEFAS.Education For All Sisayという教育支援のプログラムでした。
これをお手伝いして、学校建設を実施したのがSANEです。カヤンベやオタバロにシサイ関係の寄付で建った、教室、給食室がいくつかあります。

今ではすっかり有名になって日本や韓国で活躍しているシサイ。忙しくなってSANEコンサートに出演の機会は少なくなりましたが、ようやくめぐってきたこの機会、ぜひみなさま楽しんでください。このコンサートは特別なコンサートなのです!








2012年5月29日火曜日

ふるさとアヤクーチョを想う


27日のコンサートは、50人以上の方においでいただき、イルマさんのふるさとペルー、アヤクーチョの音楽と踊りを楽しみました。
イルマさんは2回も衣装替えをするなど、大変な努力をして彼女の育ってきた文化を充分に紹介してくださいました。

下の写真は、このコンサートの最も中心となったハサミの踊りです。

手に持っているのは、踊りのためのハサミ。大変重くて、二つの歯が離れるようになっているため、激しく踊りながらこのハサミを操り、カチカチと音をさせるのは技術が必要です。 
日本でこの踊りが踊れる人は少ないと聞きます。このような貴重な機会を持てたことは大変うれしいことでした。

また、天才ギタリストとして知られているイルマさんのご夫君である笹久保さんもギターを演奏して下さり、その音色にみんなが聴き惚れました。お二人の息のあった演奏も魅力的でしたね。
コンサートの後、日本の民謡とも共通点があるのでは?という感想もありました。中国の踊りとも似ているという声も。お互いの文化について大きな関心が寄せられました。機会があれば、こういった比較をしながら踊りを楽しんでみたいと思います。関心がある方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
また、フェアトレードショップも盛況でした。今回駿河台大学の可愛い学生さんたち3人がボランティアで参加してくださいました。民族衣装を着て店に立って明るく販売。
お母さんの気持ちで、一切の添加物を使わず、グアテマラのマヤナッツを使った手作りスイーツ、コーヒーが苦手な人も飲めるというエクアドルの森林栽培コーヒー、自然素材の民芸品などを売っています。この収益金はすべてSANEを通してエクアドルの教育のために使われます!お疲れ様でした。

次の機会は6月15日です。どうぞ、飯能市民会館のシサイ(エクアドルの先住民の若者グループ、とにかくハンサムで元気な彼らです!)に会いにおいで下さい。

2012年5月27日日曜日

エクアドルからメッセージ!


現在エクアドル滞在中の、鈴木さんよりメッセージが届いています。

総会おめでとうございます。成功を祈ります。

 鈴木満(カヤンベにて)

カヤンベのピタナアルトで鈴木さんの寄付によって植林がおこなわれていますが、写真はその作業に関わった人たちです。関わった人たちは全部で30人ほどいたようです。
人々が掲げているのは鈴木さんのご家族が準備された手作りの旗。
エクアドルのために、と書かれています。

鈴木さんも元気でご活躍下さい!


*総会においでになれない会員の皆さん、もし可能ならSkype でコンタクトを取ってください。
会場はskypeがつながります。(方法については、ご一報ください。)

2012年5月25日金曜日

明後日、27日は飯能市民活動センターへ!

5月27日は、SANEの日です。

午前中は、ペルー、アヤクーチョ出身のイルマ・オスノさんをお迎えして「アンデスの自然と人々、音楽を通して」というテーマでコンサートです。
無料ではありますが、午前10時半に始まり、2部制で12時半までの予定で行われる、本格的なコンサートです。ぜひ、アンデスミュージックに触れたことのない方もお出かけください。

そして、午後はSANE総会です。SANEの活動に関心を持って下さり、入会を希望される方、お待ちしています。会員、賛助会員、ボランティアの方これからでも大丈夫です、どうぞご参加ください。

まるひろ7階(東飯能駅隣)の市民活動センターに、この日フェアトレードショップ出店。
エクアドルのインタグコーヒー、薫り高い南インド紅茶、グアテマラの木の実、マヤナッツいりの手作りスイーツを始め、インタグ地方の女性たちの作ったバッグなどの民芸品、自然素材でできたビビッドカラーのアクセサリーも用意しています。
ぜひ、お買い物も楽しんでください。                  (写真はイルマさん。写真提供東さん)

27日、市民活動センターでお会いしましょう!



2012年5月23日水曜日

晴れました!売れました!見えました!

5月20日の三木山フォルクローレ音楽祭は、よいお天気の元、SANEの関西支部の元気印のメンバーは、楽しく行ってきました。
会場ではエクアドルの民芸品や、森林栽培のコーヒーに人々の熱い目がそそがれ、とーーーってもよく売れました!ありがとうございました。
                                 この収益金は、SANEのエクアドルの子どもたちのための教育事業に使われます。もちろん参加者は全員がボランティア。自分たちで経費も出して参加しています。
この店は、世界のみんなと手をつなぐ店ふやふやと呼ばれています。ふやふやの活動は、すべてが無償ボランティアです! 

三木山音楽祭は毎年SANE関西支部のメンバーみんなが楽しみにしています。みんなでわいわいいいながら交流し、新しい知り合いを増やし、大好きなフォルクローレを楽しむことのできる貴重な機会となっています。
にぎやかな女性陣に圧倒されながら、男性陣もがんばっている様子ですね・・?
フォルクローレ好きな関西の方、来年はぜひ会場でお会いしましょう!

翌日の金環日食もよく見えましたね。
SANEはエクアドルの中高校生40人に奨学金を渡し、様々な活動を行っています。この奨学生たちと、日本に住むSANE会員は毎月文通を楽しんでいるのですが、きっと今月の手紙は金環日食の話題でもちきりでしょうね。

20日、21日、晴れて良かったです。

ブログ、1万ビュー突破!ありがとうございます。



2012年5月19日土曜日

明日天気になーーれ!あさってもてんきになーーーれ!

飯能市は今日明日はツーデーマーチ。町には人があふれています。3月のひな祭りの時もそうですが、こうして町に人があふれるのってなんだかわくわくしますね。今日はさわやかなお天気。ウォーキング日和です。

そして、明日は三木山のお祭り。関西メンバーが毎年エクアドルのコーヒーや民芸品を持って行き、お店を出してくれます。思えばまだ90年代、関西でがんばってくださっている、SANEメンバーのスペンサーさんを頼りに、関西で会員が集まったことがありました。今では、関西メンバーが増えて、しかも関東の活動とは一味違った活動を継続しています。
明日もお天気になりますように!楽しんできてくださいね。

さらにあさっては金環日蝕の日ですね。聞けば、1183年に源平が戦った時にも日蝕があったとか。そしてその時の戦いは平氏が日蝕があることをあらかじめ知っていたから勝てたと源平盛衰記にあるそうです。昔の方(この時これを知っていたのは京都暮らしの長かった平氏の教養が勝ったからなのか、宋との貿易をやっていたからなのでしょうか・・。)が人々はしっかり観察し、頭を使っていたのかも。
エクアドルでも先住民の人たちが算出した赤道の位置が正しく、その後のヨーロッパの研究者たちの示した位置は、ずれていたそうですね。何か私たちは今の方が発展しているとか、もしかしたら今の人間の方が賢いなどと思いこんでいるところがあるかもしれませんが、昔の人は(も)すごかった、と思ったりします。
途中で違う話になりました。あさってもお天気になって世紀のショーが楽しめるといいですね。

写真はカヤンベにある赤道記念碑です。





 
 

2012年5月15日火曜日

今年も三木山フォルクローレ音楽祭へ参加します!

5月20日に三木山フォルクローレ音楽祭が開催されます。西日本最大級のフォルクローレイベントで遠く九州から参加されるグループもいます。
昨年は天候にも恵まれ、真っ赤に日に焼けるほどの好天でした。今年はどうでしょうか?
緑あふれる三木山森林公園の青空の下、音楽、歌、ダンスとギュッと詰まった一日をみなさんも一緒に楽しみませんか?今年もエクアドルの商品を持って関西の会員有志で参加します。
お時間のある方は、ぜひ、遊びにきてください!!お手伝いも大歓迎です!!

日時:平成24年5月20日(日)10:00~19:00

場所:兵庫県立三木山森林公園 森の文化館「音楽ホール」・エントランス広場
(山陽自動車道「三木東IC」から10分/神鉄上の丸駅から徒歩15分)
三木山フォルクローレ音楽祭HP:http://mikiyama.sub.jp/

参加に関する問い合わせはこちらへ
E-mail : yumikomiyachi@gmail.com (日本語・español・English OK)

沖縄『返還』40周年、そしてSANE

沖縄『返還』40周年を迎えました。

☆   ☆
子供たちは、自分たちの運命と他の子供たちの運命との不平等を、神の意志だとか、経済効率のために必要な代価だとかでなく、避けることのできる悲劇だと見ることを早くから学ぶ必要がある。世界がどのように変わればよいのかについて、できるだけ早い時期に考え始めるべきである。(リチャード・ローティー 2002年『リベラル・ユートピアという希望』岩波書店) 
☆  ☆

私たちの活動はたんに『ここにこんなにかわいそうな子どもがいます。』と言って同情を誘い、寄付をお願いするというのが目的ではありません。そういう意味ではエクアドルよりも困難な状況の国や地域はたくさんあります。偶然にも飯能という地に生まれ、全国の人々の友情と努力によって20年を超える長い期間をかけて育んできたこの活動に関わることによって、世界には貧困や差別に苦しむ人々がいることを身近に知り、それはなぜなのかを考え、実は自分の生活と深くつながっていることを知ること・・エクアドル支援を通して日本や自分のあり方を省みることこそが真の目的であると思います。

こう考えていくと、エクアドルで見る植民地主義の過去の重荷や、現在進行形の問題は、実は日本(沖縄)において起こっていることと共通しているのではないか、と気づきます。

基地を抱え今も苦しい状況にある沖縄。そこに旅をして沖縄を好きだと言っているのと、アンデス先住民文化を素敵だと音楽を楽しんでいるのは似ています。SANEはこの出発点を大事にしながらも、そこからもう一歩踏み出しましょうと呼びかけています。

現地ではSANEの事業を通して、現実を理解し変えようとする若者たちが育っています。この活動を通して私たちも学びたい。そして、日本に住む私たちが日本を変えていくためには何ができるのか、ご一緒に考えたいと思います。

2012年5月12日土曜日

SANE総会のお知らせ

SANEは総会を5月27日に行います。昨年度1年を振り返り、今年度の活動について話し合います。
多くの会員の皆さまのご参加をお待ちしています。
また、SANEに入会ご希望の方、ぜひ当日お早めにお出かけください。


日時:5月27日(日)午後13時より
場所:飯能市市民活動センター7階 多目的室 (西武池袋線東飯能駅隣り)

コンサート:午前10時半より

また当日は、エクアドル民芸品、フェアトレードコーヒー等を販売します。こちらは会員でなくても購入できます。どうぞ、お気軽にのぞいてみてください。

*会員の皆さまにおわび
お手元に議案書が届いたことかと思いますが、活動計画の年度が間違っていますので、2012年度に訂正をお願いします。



2012年5月11日金曜日

開けてはいけない箱ーエクアドルの友人へ

<Aさんからのメッセージ>  
目眩がして一瞬自分が病気になったのかなと思ったのが今回の地震の瞬間でした。

その後でTV を見て驚き、自然の脅威を感じました。

翌日の原子力発電所の爆発を知った時はまるで「映画」の世界に入ってしまったかのような気持ちになり、焦りと困惑、不安と後悔が入り混じったいや~な気持ちになりました。

その時頭に浮かんだのは「水」でした、9か月になる孫の粉ミルク用にと数件のスーパーに走り込み買えるだけ買いこみましたが「いつまで続くのか?」と考えた時に急に無力感に襲われました。

数週間後に「ゼオライト」と言う放射性物質の「セシウム」を吸着する鉱石を買いました。これは長引く災害用に「水」の濾過に使おうと思ったからです、そして次に「放射線測定器」を探しました。三月下旬に入手した時は友人達に笑われました。

そして私の「対原発戦争」が始まりました。仲間と「放射線測定会」を作り、学習会と話し合いの機会を沢山持ちました。色々な場所を測定し、政府の発表が嘘だと言うことを確認し、新聞や、TVからのニュースを吟味する事を始めると「原発安全神話」の存在が分かり、膨大なお金を使って国民を騙してきた政府と電力会社の強かさに驚き怒りました。

自分の街の役所に請願に通いました、しかしその時の対応は信じられないほど関心がなく、何も知らない状況でした。しかし夏から秋にかけて三回、四回と請願し続けてきた成果が表れ、市も学習を始め、行動に移してくれるようになりました。
今後は市民と共同で「安全なまちづくり」をして行って欲しいと思います。

この間学んだ一番大きなことは、「3.11を境に全てが変わってしまい、以前とはまるで違う新たな次元が始まっている」と言うことです。「良い意味」でなく「悪い意味」でのchangeはとっても「危険」で「高いリスク」を伴います。「新たな危険を孕みながらの毎日」が今後数十年、いや百年以上続いて行くことでしょう

エクアドルの友人達に・・・「開けてはいけない箱が有りました」と言うお話をします。

 私達は

「自動車」と言う名の箱を開けると歩かなくなり脚力が弱くなりました。
「テレビ」と言う名の箱を開けたら視力が落ち考える事を失いました
「携帯電話」と言う箱は言い訳を沢山使う嘘つきを増やしてしまい
「携帯音楽器」と言う箱は自然からの音色を遠ざけてしまいました。
「延命処置」と言う医業は人の尊厳を傷つけ
「ジャンクフード」の箱には添加物と言う毒が入っていました。そして
「原子力発電」と言う名の箱には「悪魔」が棲んでいたのです。

 もしあなたたち友人が単なる「憧れ」や「興味本位」でそれらを「欲しがり」「気軽に試したい」と思っていたとしたら立ち止まって考えてください。そしてまわりに沢山ある「見本・サンプル」をよく研究してからにして欲しいと思います。

先人達が受け継ぎ守ってきた「生活と知恵と伝統」を大切にし、なぜ守ってきたのか、誰の為に守ってきたのか、その苦労と喜びを沢山聞いておいてください。

先人達が守ってきてくれた伝統や文化やしきたりを「捨てる」のは簡単ですが「再生」は不可能な場合が多いものです。

エクアドルがゆっくりでも良いから確実に「平和」と「喜び」を皆で享受する、そんな素晴らしい国になる事を地球の裏側から祈っています。


<カヤンベ奨学生カロリーナからの返事>

このお話を読み、私は自分が一瞬日本の人々が生きていかなくてはならない状況に置かれたような気がしました。それは自分にとってすべてのことが大変に絶望感を与えるようなものでした。たとえば、Aさんが地震と津波の後の経験で語ってくれたことは、まず小さなお孫さんの哺乳瓶に使うための水を準備するためにすべての水を買いに行くことを考えたことでした。地震と津波が起きた時は原発が壊れてしまい、それが水、空気、大地を汚染しました。私は放出され、人を死に追いやる可能性のある放射能によって大変な恐怖を感じた人々の思いを想像しました。
そしてまた、その後に起きたことも私は想像しました。何か月か後に放射能の心配はなくなったと言われ、でもそれは本当ではなく、いくつかのグループが何か所かで放射能のレベルを測り、政府のウソを確認しました。Aさんの住んでいる市でも、要求しに行ったら、ちゃんと受け取ってくれなかったけれど、何度も耳を貸すように要求しに行った結果、ようやく注意するようになり、市民のために行動してくれるようになったと言います。

絶対に開けてはならない箱は、どんどん私達をナマケモノにし、弱くする『車』という箱、考える力を失う『テレビ』という箱、自然の音から私達を遠ざける『携帯音楽再生機』営利を目的とし、人間の尊厳を壊す『延命処置』、私たちを中毒にし、健康を壊す『ジャンクフード』そして、悪魔の住む『原発』というものです。ここに書かれていることはすべて、私達に何が起きているのかを気付かせてくれました。もうすでにこのような箱を私達は開けてしまっています。そして、原発という箱を開けるとどのような事が起きるのか教えてくれています。 

<キト奨学生クリスチャン、エディソンからの返事>




Aさん、あなたとご家族や親しい方々がお元気でありますように。

あなたが技術について書かれたことについて、私たちの意見をこの手紙で書きます。人間や自然に対する放射能についての、ドラスティックに状況を変えてしまったというあなたの見解に、私達は明確に同意します。みなさんの国で行っているコミュニティの大きな努力について私達は考えさせられました。この問題に気付くのは遅すぎました。けれども時間は取り戻すことはできません。ですから、私達は回復する方法を探す以外にオプションはないでしょう。みなさんが、未来の若者が前の時代が引き起こした問題によって苦しまないために、この危機を解決し、勇気と気力を持って闘い続けてほしいと願っています。私達は核問題の中心にいる人たちが考えを変えていることをうれしく思います。ですから、私達はこの問題に感謝しなくてはならないでしょう。このような事がないと、世界はエコロジカルでなくてはならないと気付かなかったかもしれません。

親愛なる日本のみなさん、私達はいつもこう考えなくてはならないでしょう。『闘いが大きくなるほど、目標は小さくなる』私達はあなた達の闘いは大きいと感じています。そしてその素晴らしい活動を実現するために、粘り強くあり続けてほしい。ここで私達はその闘いと問題の克服は、世界のみんなの偉大なお手本となるだろうと考えています。私達に手紙と偉大なメッセージを書いて下さってありがとうございます。それは私たちの考え方、世界の見方を変えました。私達は、世界のみなさんと連帯することを学ばなくてはなりません。

みなさんすべてに大きな抱擁を送り、みなさんの闘いがうまく行きますようにと願いつつ、お別れとします。

写真は、メッセージの文章を読みあうキトの奨学生たち。

*ちなみに、Aさんはシンプルライフを自ら実践し、社会を良くするために活躍している気の良い、でも闘うおじいちゃんです。(杉田)

2012年5月9日水曜日

SANEの不思議その1・・コンサート

みなさん、SANEのコンサートは第1回から数えて何回目かご存知でしょうか。
実は私も知りません(笑)・・が、多分30回にはなるでしょう。SANEは23年目ですから、毎年1回以上やっているわけです。そして、赤字を出したことはありません。評判はいつも上々・・いえいえ自画自賛ではないですよ。
その秘密は??

1.素晴らしい音を求めて、あくなき追求!
実行委員長・東城の音楽に人生をかける心意 気。彼は世界に誇るフルートの村松の職人頭です。(写真左から2人目。まあ、そういう職種があれば・・の話ですが。この写真2回目!)

厳しい音楽への追求が、ふさわしい出演者だけを選びます。チャリティだからではなく、魅力があるコンサートだからお勧めしたいコンサートに出来上がります。今年は若い人から熟年まで大人気のシサイです。

2.出演者のコンサートへの参加

SANEのコンサートは出演者が私たちの目的を知っていてくださるということ。この協力なくしては成り立ちません。

3.たーーくさんの市民の皆さんの参加
実行委員の皆さんは、会員さんだけではありません。たくさんの方々が楽しみにして下さり、周りの方々にチケットを売ってくださっています。ですから、当日はみなさん和気あいあい。障がいを持っている方やお年寄りの皆さんも伸び伸び楽しんでくださっていて、素敵な空間になります。

飯能市民会館小ホールは300人のホールです。小さな空間でアットホームでしかも本格的なアンデス音楽を一緒に楽しみませんか!

6月15日(金) 午後5時半開場 6時半開演
前売り:一般 3000円 中学生以下 2000円
お問い合わせ・予約は、info@sanejapan.org

SANEメンバーのShokoさんより一言 ♡ ♡  
ほんと、楽しいんです!元気になれる音楽。チケット買いませんかー?ぜひちょっと聴いてみてください!
http://www.youtube.com/watch?v=Rh6_4kNGx6g&feature=related







2012年5月6日日曜日

被災地ーSANEーエクアドルを結ぶ防災という課題

3月に行った奨学生ワークショップの感想文については、このブログでも触れてきましたが、今回はカヤンベで行ったことをきっかけに新しい動きが始まるかもしれないというお話をします。

カヤンベに住むアンドレアという、現地組織のSOJAEでボランティアとして奨学生に接してくれている元奨学生(現在大学生)から、次のような手紙が送られてきました。手紙の最初に書かれているのは、今回エクアドルの若者たちにメッセージを送ってくださった飯能と鎌倉に住む6人の方への感謝の言葉です。

☆  ☆  ☆  ☆

最初に、多くの命を失い、心の奥深くを空洞にするような、深刻な被害があったにもかかわらず、証言、感情、経験を共有して下さった皆さんに心から感謝申し上げます。起きたことを語ることは、困難を再体験することであり、けしてたやすいことではないと知っています。

私はワークショップでの杉田優子さんの質問に答えなくてはいけないと考えています。最初の質問は次のようなものでした。『もしエクアドルに大きな災害があったら、あなたたちはどうしますか。』私達の国でも長い歴史の中で大きな地震が何度もあったにもかかわらず、正直言ってそれは大変答えるのが難しい質問でした。それは日本で起きた今回の地震とは比較にならないかもしれませんが、重要な事はこの質問が、私達にまだ津波や地震のような圧倒的な災害への準備ができていないことを教えてくれたことでした。そして、私の個人的な答えは、まだ、少なくとも完全には、このような状況に対応する準備はできておらず、こういったことについての情報は大変一般的なものでしかないということです。一方、エクアドルの規定による建物のインフラや、いくつかの地域は、自然の災害に対して危険が増しています。特に今年は、エクアドルの海岸地方で、洪水で多くの物的、人的被害を出しました。(写真:ワークショップにて。左から3人目がアンドレア)

2番目の質問『このような災害が起きることを防ぐために何ができるのか』については、常に私達の回りに起きている現実に敏感になることはまだできていないと考えます。けれどもそれは当局も市民も取り組むべき活動です。私たちすべてが問題に関わるわけですから。多くの場合、こういったことは人間が毎日のように原因となって起こしている汚染によるものも多いからです。ですから緊急の事態に備えてみんなが行動できるように関わっていかなくてはならないでしょう。

一方、私はこの文を覚えておくことは重要だと思います。それは、人間はこの地球の客人であり、これを壊す権利はないからです。自然は私達抜きで存在することができるが、私達は自然抜きでは存在できない

最後に、私はすべての日本国民の皆さんに、このような逆境において、闘っていく見本を示して下さっている事に対して、祝福したいと思います。それは私達に、私達が遭遇する困難な状況を良くしていくための小さな何かをすることはいつでもできるということを教えてくれています。そしてもっとつらい何かが起きた時に、連帯すること、友情、勇気は私達が立ち上がるのを助けてくれるだろうということも教えてくれています。

エクアドルからたくさんの愛をこめて、がんばれ日本!
☆  ☆  ☆
アンドレアによると、防災について準備ができていないというエクアドル。この国も日本と同じように地震が多く、SANEは大地震をきっかけにして設立された会でもあります。
彼女の言葉から、今回の震災から学んだことを、エクアドルで活かせないだろうかと、防災プログラムがエクアドルでできないかという声が上がっています。飯能には全国で活躍する防災コーディネーターの方も住んでおられ、関心を持って下さっています。被災地からも協力をお願いできないだろうかという声も。この分野の海外協力にご経験、ご関心のある方がいらっしゃったら、ぜひご連絡ください。
つながれ、日本とエクアドル。