2012年3月21日水曜日

出張報告(2) 奨学生と震災と社会の在り方について考える

3月4日にはカヤンベで、11日はキトで奨学生たちと一緒に、『東日本大震災とその後の社会の在り方』について考える会を行いました。
奨学生たちは最初にグループに分かれ、それぞれ『日本について知っていること』『エクアドルが将来どうなると良いと思うか』について話し合い、その後みんなに発表。
さらに、杉田が準備してきた日本の市民活動家6人の震災後の活動についての文章を、グループに分かれて読み、共感したことや共有したい文章について発表しあいました。



そして、自然と共に生きることについて一緒に考えることができました。
キトではその後カロリナ公園でおこなわれていた『ありがとうエクアドル』イベントに参加しました。

改めて、震災で亡くなられた方々のご冥福と、いまだに苦しんでおられる多くの方々が早く元気を取り戻されますようお祈りします。
また、放射能の被害から子どもたちをはじめとする多くの人々の健康を守るために、一人ひとりが知恵を出し合って生きていかなくてはいけないと心から感じています。

キトではエクアドルの日本大使館が主催し、震災写真展を3月中行っていますが、この開催式典で大使がわざわざ『震災にもかかわらず継続してエクアドル教育支援に取り組んできた』とSANEの活動を取り上げて下さいました。これは多くの会員、友人の皆さまのご理解のおかげです。あらためて感謝申しあげます。

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