2012年5月29日火曜日

ふるさとアヤクーチョを想う


27日のコンサートは、50人以上の方においでいただき、イルマさんのふるさとペルー、アヤクーチョの音楽と踊りを楽しみました。
イルマさんは2回も衣装替えをするなど、大変な努力をして彼女の育ってきた文化を充分に紹介してくださいました。

下の写真は、このコンサートの最も中心となったハサミの踊りです。

手に持っているのは、踊りのためのハサミ。大変重くて、二つの歯が離れるようになっているため、激しく踊りながらこのハサミを操り、カチカチと音をさせるのは技術が必要です。 
日本でこの踊りが踊れる人は少ないと聞きます。このような貴重な機会を持てたことは大変うれしいことでした。

また、天才ギタリストとして知られているイルマさんのご夫君である笹久保さんもギターを演奏して下さり、その音色にみんなが聴き惚れました。お二人の息のあった演奏も魅力的でしたね。
コンサートの後、日本の民謡とも共通点があるのでは?という感想もありました。中国の踊りとも似ているという声も。お互いの文化について大きな関心が寄せられました。機会があれば、こういった比較をしながら踊りを楽しんでみたいと思います。関心がある方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
また、フェアトレードショップも盛況でした。今回駿河台大学の可愛い学生さんたち3人がボランティアで参加してくださいました。民族衣装を着て店に立って明るく販売。
お母さんの気持ちで、一切の添加物を使わず、グアテマラのマヤナッツを使った手作りスイーツ、コーヒーが苦手な人も飲めるというエクアドルの森林栽培コーヒー、自然素材の民芸品などを売っています。この収益金はすべてSANEを通してエクアドルの教育のために使われます!お疲れ様でした。

次の機会は6月15日です。どうぞ、飯能市民会館のシサイ(エクアドルの先住民の若者グループ、とにかくハンサムで元気な彼らです!)に会いにおいで下さい。

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