2012年12月14日金曜日

3つのSと1つのCーSANEの価値を考える

事務局の会議での話題です。

今年のコンサートのテーマ『Continuidad 継続』についてコンサートの後でもずいぶん話題になりました。苦しい時も続けることの大切さを今日ほど感じる時はないとしみじみと語ってくださる方が多いです。

SANEは1987年から始まったエクアドルのアンデス北部の活動を引き継いで1989年に設立され、今日までそのスタイルを変えずに活動してきました。

そのスタイルとは、ナマケモノ倶楽部の代表をされていた辻信一さん(明治学院大学教授スローイズビューティフルの著者)の表現によれば、スローで、 シンプルで、スモールな会。姜尚中の続悩む力にスモールイズビューティフルの本(シューマッハー著)紹介がされていましたが、確実さの薄い世の中にあって、小さくても確かなものに気づき、大切にすることは大切なことです。SANEは活動を始めたカヤンベとキトで子どもたちの教育のために、政治体制や社会状況が変化してもそれに左右されることなく人々と共に歩んでいる数少ない組織です。

この3つのSと共に大切なのは、確実さCertaintyです。じっくりとドンカルロスの遺志を継いで進んでいきます。

エクアドルでは6人の子どもたちが文通相手(パドリーノス)を待っています。みなさんもじっくりゆっくり一人の子どもと文通を通して一緒に歩いてみませんか。
SANEの奨学生プログラムは多くの卒業生を出し、社会で活躍しています。

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