2013年12月11日水曜日

みなさまのご寄付をお願いします!

エクアドルの子どものための友人の会(SANE)は25年間、一貫して奨学生事業を行ってきました。この事業は、単に奨学金を貧しい子どもに贈るというだけのものではありません。学ぶことに意欲を持ちながらも経済的、社会的に基盤のぜい弱な環境にいて、学習の継続が困難なエクアドルの子どもたち、一人ひとりに時間をかけて寄りそい、SANE会員、そして現地SOJAEのスタッフやボランティアみんなで成長を見守っていきます。時間と経費と多くの手間をかけて育てていくのです。この事業で約200人が育ってきました。今、多くの卒業生が大学で学び、社会で活躍しています。また、現地SOJAEを支えているメンバーの多くがこういった卒業生たちです。

一方、エクアドルの豊かな生態系の価値を理解し、日本とのつながりを感じ、これを知ろう、深めたいと考える人々が増えています。2008年にできた素晴らしい憲法への支持や、憲法精神の実現を願う動きもあります。こうした日本とエクアドルをつなぐ役割というSANEの新たな役割も感じられるようになりました。

ところが、日本の長引く不況や震災、若者の貧困や先への不安などの理由から、会員数や、会費収入の減少が続き、今SANEは経済的に厳しい状況にあります。国際宅急便による毎月の手紙の無料送付も12月で終了です。経費は増加するばかりです。現地では送料や事務所費負担をカバーするために奨学生や卒業生自身が宝くじやバザーを準備中です。

国内でもふやふやの販売(フェアトレードを中心とした)、コンサートを始めとしたイベント開催でがんばっていますが、ぜひ皆さまからも年末寄付をお願い申しあげます!



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