2013年12月18日水曜日

不思議の国のアリスに取り組む                                           カヤンベの奨学生プログラム

11月は17日、24日とカヤンベの奨学生講座は2回開催されました。
 内容は、『不思議の国のアリス』の劇の練習です。脚本の暗記と役柄作りに取り組みました。

カヤンベの奨学生たちは、ここのところこの課題にずっと集中して取り組んでいます。この活動を通して、人と関わり合うこと、自己表現、自信を持つこと、仲間との信頼関係などを学んでいます。
作品の発表に向けてやっていることが、奨学生の育成に役立っていると言えるでしょう。これはここ何年かやってきた人形劇の取り組みと同じようなプロセスとなっています。

けれども、今回やっていることはこれまでと異なる意味も持っています。たとえば、今奨学生たちを導いているのは元奨学生のシンティア・インバゴです。これまでの人形劇の取り組みの中で育った元奨学生が今は指導者となっているのです。

もう一つの残念な違いは、政府の政策によって、もう学校での発表ができなくなってしまったことです。(編集部注 これまでもお伝えしていたように、政府の教育政策によって、現在学校は管理を強めており、保護者も含めて外部の参加が困難になっています。)

報告:Darwin Vásconez

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