2014年1月12日日曜日

学校給食は自分たちで作った野菜で!

昨年度の学校菜園の収穫は順調で、伝統的な作物の栽培と学校給食に大きな貢献を果たしました。サンパブロ・ウルコでの様子をご紹介します。サンパブロ・ウルコのウンベルト・フィエロ校は村人の力でかつては小学校4年生までしかなった学校を中学3年まで増やしてきました。そして、村の文化を大切にする、民族衣装で登校、伝統的な生薬の栽培、農業教育などを重視してきました。保護者の協力による手作り給食も続いてきていました。SANEも継続的に支援してきた学校です。
しかし、政府のミレニアム学校(施設の整った大規模校を中心地に1校建てて、村の学校は廃校にするという政策)によって、ここの学校は廃校になる可能性があります。
左の写真は、これから植える野菜について学習する子どもたち。昨年の10月です。
ここの子どもたちは、種の量や土地の広さを測ったり、計画を立てたりする中で、算数や予測をすること、話合うことなどの力をつけていきます。
場合によっては、高校生より賢かったりして、驚かされます。
下の写真は土作りをやったばかり。

この写真は12月の作業の様子です。何か話合っていますね。

藁をかけています。

これは給食室。保護者が来てスープを作ったりご飯を炊いたりします。

順番を決めて調理に来ます。

子どもたちは菜園で採れた野菜がたっぷり入った温かいスープをいただきます。

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