2015年5月31日日曜日

SANE総会が開催されました                                                      ー26周年になります!-

5月30日にSANEの総会が開催され、無事に終了しました。総会に先立ち、午前中に在エクアドル大使館の小瀧大使をお迎えして、『日本とエクアドルをつなぐ』というイベントを行いました。飯能市より市民生活部長さんと職員の方、BIZEN中南米美術館長の森下さんなど、お忙しい中をおいでくださいました。
写真は午前中司会を務めた井上香織さんです。彼女は青年海外協力隊で、エクアドルにおいて農業分野で活躍。現在は川崎市で教員をしています。彼女をはじめ、サネのメンバーはみんなボランティアです。仕事や家事の傍ら活動をしています。
写真向かって左が小瀧大使です。
 杉田より、サネの25年間を日本とエクアドルをつなぐというテーマで、
1.教育支援を通して
2.フェアトレードを通して
3.市民組織として
の三つの視点から振り返りました。
この25年間サネを支えたものは、エクアドルを愛する人たちの思い、教育への信頼感、私たちの隣にいてくれる友人たちとのつながり、そして何よりも信頼できる現地のスタッフの存在だったように思います。



大使からは、エクアドルの魅力をたっぷりお聞かせいただきました。
自然の美しさ、歴史遺産などもあって観光にはもってこいだということ(4つの世界遺産のうち2つは世界で最初に認められました)、農業の豊かさなどなど。そして、エクアドルで活躍する日本人やその技術の素晴らしさを語っていただき、ますますこれからも日本人がエクアドルに行ってほしいと強調されました。
エクアドルと日本を愛する熱い大使でした。また、SANE/SOJAEの活動を大変評価してくださいました。



会員のほかにも一般の方もご参加いただきました。小瀧大使には午後の総会にも最後までご一緒いただき、ご意見も折々にいただくことができました。
報告は代表の杉田のほかに、奨学生担当の後藤響子さん(元協力隊)、教育環境担当の佐藤亘さん、事務局長の東城康夫さんが行いました。現地の努力と活動の成果が紹介され、中心的話題はやはり円安による経済困難のことが大きく、会員を増やして基盤を強くしたいということでした。
議案はすべて承認され、新たに7人の理事が選出されました。
 ふやふやのお店も出され、エクアドルの華やかな民芸品やコーヒー、キヌアやエクアドルバナナを使ったスイーツが販売されました。このスイーツは飯能市のカフェブラウンさんと入間市のワイルドヒヤシンスさんの協力によって手作りされている、安心でおいしいお菓子です。

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