2015年8月26日水曜日

インタグの森を訪ねる

ツアーのもう一つの目的は、飯能を中心にたくさんの方に飲んで頂いているエクアドル、インタグコーヒーとハチドリコーヒーの生産地を訪ねることでした。
一行は21日にコーヒー農園と原生林を訪ねました。まずはカルロス・ソリージャさんのコテージへ。山道を歩きます。最近電気も来たようですが、基本的に電気は使いません。ろうそくの光が優しい。夜は満天の星を楽しみました。遅くまで環境保護の問題、経済システムのこと、鉱山開発のことなど話しました。
ここに日本人が見学に来るのは久しぶりだそうです。



ここからさらに山道を歩き、コーヒー農園へ。インタグコーヒーのふるさとです。車は通れないので増田さんは馬で。車いすは馬が運んでくれました。

道々珍しい植物が見られます。ここには着生植物が多いそうです。木の枝などに絡まって、たくさんの種類の蘭の花が咲いています。寄生植物と違い、元の木に害を与えず、相互に助け合う形で生きています。





コーヒー農園では森の中で他の植物と一緒に育つコーヒーの木を見ました。これが森林栽培コーヒーです。






さらに、コーヒーの実から皮と果実の部分を取り、種の部分を熟成させて干し、乾かして表皮を取り、コーヒー豆にする過程を見せてもらいました。

素朴な機械です。ここでは大量生産ではなく、小規模で手作りのコーヒー生産をしています。農園の人々は村の生活の中でコーヒーを作っているのです。





ミツバチがおいしい蜂蜜を提供してくれます.これ、私たちもたっぷり頂きました。とっても美味しかったです。ミツバチが集めた花粉も頂きました。

今回このような森の中にまでみんなで行く事が出来て大変うれしい事でした。特に車いすを運んで下さった現地の皆さんにお礼申し上げます。

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